X JAPANのバラード、『TEARS』の歌詞カードに載っていないYOSHIKI英語語りの日本語訳詞

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TEARSとは

TEARSは、日本を代表するロックバンドX JAPANが1993年11月10日にリリースした9作目のシングルです。この曲は1992年の第43回NHK紅白歌合戦のテーマ・ソングとしてYOSHIKIが書き下ろした「Tears ~大地を濡らして~」が基になっており、1998年に亡くなられたメンバーのHIDEがYOSHIKIにX JAPANの曲としてレコーディングをするよう進言したという逸話が残っています。詞の内容はYOSHIKIがこの曲が亡き父親を想って書いた曲であると後に明かしている楽曲でもあります。

作詞クレジットは2人

TEARSの作詞は白鳥瞳とYOSHIKIという2人の名義になっていますが、白鳥瞳とはYOSHIKIのペンネームであり、ポジティブな部分を担当(YOSHIKI自身はネガティブ)する際に使用されています。 白鳥瞳名義はX JAPANの中ではYOSHIKI名義に次ぐ多さであり、代表曲「X」も白鳥瞳名義になっています。

構成は前半が日本語詞、後半が英語詞

楽曲の構成は前半は日本語詞で展開され、後半から英語詞となっています。またエンディングには歌詞カードに掲載されていないYOSHIKIによる英語の語りが入ります。
今回の記事で取り上げるのはこの歌詞カードに記載されていない英語誌の部分であり、またこの部分こそが亡き父に向けられた詩でありますので、文字に起こすととても感慨深いものとなっています。

【Tears エンディング部分英語詞】

If you could have told me everything
もし貴方があの日、私にすべてを伝えられていたのならば

You would have found what love is
貴方は「愛とは何か」を知り得たのに

If you could have told me what was on your mind
もし貴方があの日、何が貴方の心を終わらせようとしているのか私に伝えられたのならば

I would have shown you the way
私は貴方に違う道を示して、貴方を救うことができたのに

Someday I’m gonna be older than you
貴方の「時流」が止まってしまった今 想う いつの日か
今を生きる私は貴方よりも年を重ねるでしょう

I’ve never thought beyond that time
今のように時流の流れを超えて、先のことを考えたことはなかったけれど

I’ve never imagined the pictures of that life
今のように貴方のいない先の人生を思い描いたことはなかったけれど

For now I will try to live for you and for me
こうなってしまった今 私にできることはただ
愛する貴方、そして私自身のために今を生きること

I will try to live with love, with dreams
And forever with tears
私はこれからも生きます、愛、壮大な夢、そして・・・貴方を失った悲しみと共に、永遠に・・・

2008年の再結成後、一部詩が変わる

2008年の再結成以降の演奏において、YOSHIKIが故人である父親やHIDEの年齢を追い越したため、この英語詞が一部変更されています。

従来の
「Someday I’m gonna be older than you」

という部分が

「Now I’m older than you」

と「今では貴方の歳を越えました」 とという風に変わっているのがわかります。 またライブのエンディングSEに仕様されることが多くなっており、こちらは再結成後にレコーディングされた前半の日本語詞が英語になった未発表の全編英語詞となっています。

この意味を理解してから聴くTEARSは、またひと味もふた味も違う感覚で心に染み渡る楽曲となっています。

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