WiFi環境をなんとかしたい。そんな我が家のWiFi環境は、結婚してからずっとauでもらったHOME SPOT CUBEを使用していました。
どうですか?懐かしいでしょ?当初はレンタルだったものが、その後もらえることになり、そのまま使用していました。
スペック的には5GHz帯に対応しているものの、11ac規格には対応しておらず、理論値の最大速度が150Mbpsでした(HOME SPOT CUBE2は11ac企画に対応しており、理論値の最大速度は866Mbpsです)
そのため生活環境の変化の中でできた悩みが
- WiFiを接続する端末が増えた
- 端末が増えて速度が落ちた
- アパートから一軒家に引っ越して電波が届かないエリアが出てきた
の3点です。
この悩みを抱えてる人も結構いらっしゃるのではないでしょうか?特に私の家では子どもたちがやっているBenesseのチャレンジタッチのタブレット勉強ではWiFi環境が必須なのですが、子ども部屋まで届かず勉強ができない!また今後スマートホーム化を検討していることからWiFi環境を見直すことにしました。
TP-Link Archer A10は低価格で高速なコスパの高いルーター
今回私が購入したのは「TP-Link Archer A10」という高速無線LANルーター。7000円台という低価格なのに高速で非常にコスパの高いこのルーターが、全ての悩みを解決してくれました!
箱にも大きく記載されていますが、理論値の最大速度が5GHz帯で1733Mbps、2.4GHz帯が800Mbpsと大幅な速度アップが期待できます。
壊れる気配がないものを買い換えるのはなかなか億劫でしたが、実際に導入してビックリするくらいの爆速になりました!
こちらが導入前と導入後のリビングでの速度です。
導入後では約25倍の速度アップに成功し、データのダウンロードもサクサクになりました!
箱の中身ですが、本体とアダプターがビニールに入っており、その下にLANケーブルとWifiのSSIDが記載された用紙や設定ガイドなどが入っています。
本体後ろには、「電源コネクタ」「電源ポタン」「Intarnetポート」「有線接続のLANポート」が4つあります。このLANポートは全てギガビットに対応しています。
本体左側には「Wi-Fi On/Off」「Reset」「WPS」のボタンがあります。
右側にはボタンはありません。
TP-Link Archer A10の特徴
パソコンがなくても専用アプリで簡単設定
- LANケーブルで既存のルーターやモデムなどに接続します
- Archer A10の電源を入れて、スマホからWi-Fiで接続します
- アプリを起動し、ルーターのパスワードを設定します
- インターネットへの接続方法を選び、Wi-FiのSSIDとパスワードを入力します。
ブリッジ接続をしたい場合はアプリのツールから動作モードをタップし、アクセスポイントに切り替えます。
アンテナは4本搭載でMU-MIMO(マイモ)対応
古いWi-Fiルーターでは通信できるのはひとつのデバイスだけという制限があり、通信先を次々と切り替えることで同時接続を実現していましたが、これはWi-Fiを使うデバイスが増えるほどに速度が低下していき、通信が不安てになる要因でした。
これに対して「MU-MIMO」は、複数のデバイスとの同時データ通信が可能になる技術で、このTP-link Archer A10は外部アンテナを3本と内部アンテナ1本の合計4本のアンテナを搭載し、最大4台のデバイスを同時通信を可能にしています。
特定の場所を狙い撃ち!ビームフォーミング対応
ビームフォーミングとは接続しているクライアントの電波環境が良くなるように、電波に指向性を持たせる技術のことを言います。
電波は通常アンテナから360度の均等に広がっていきますが、ビームフォーミングでは複数のアンテナから送出される電波の波の位相を利用して、特定の場所に対して強い電波を発生させることができます。
エアタイムフェアネス
数台のデバイスしか接続しない家庭ではそれほど効果がないかもしれませんが、「エアタイムフェアネス」は、接続しているデバイスの速度によらず対応する時間を均等分割する機能です。通常は高速なデバイスと低速なデバイスが混在している環境では、高速なデバイスはすぐに通信が終わるのに、低速なデバイスではなかなか通信が終わらず、高速なデバイスが待たされるといった状況になりがちなのですが、このエアタイムフェアネスは低速なデバイスの通信で長時間待たされることなく高速なデバイスが通信できるようになるため、応答性がかなり改善されています。この効果は接続する機器が増えれば増えるほど効果が高くなるので期待しています。
バンドステアリング
Archer A10は5GHzと2.4GHzの2つの帯域が利用できますが、往々にして利用するバンドは偏りがちで時間帯によっては5GHz帯ばかりが使われ、2.4GHzは使っていないということも珍しくありません。このような使用する帯域の偏りをなくしてくれるのが「バンドステアリング」という機能で5GHz帯の利用が集中しているなら2.4GHz帯へ、逆に2.4GHz帯が混んでいるなら5GHz帯へとデバイスを割り振ることで、快適な通信速度を維持してくれる仕組みになっています。
まとめ
メリット
- 1万円以下の低価格で高速化をしたいなら
- 低価格なのに高速化の機能が満載
- 3年の保証付き
- 専用アプリで初心者でも簡単設定
デメリット
- 写真で見るより実物は結構大きい
- 縦置きしたい場合は別途スタンドが必要
- ACアダプタの向きが横向きで電源タップの設置が限られる
私みたいに一昔前のWiFiルーターを使い、接続機器が増えてきて速度が出てない方で、買い替えたいけどそこまでお金が出せないという方にはぜひオススメしたいWiFiルーターです!