前回のモニターアームでデッドスペースの解消!有孔ボードとディアウォールで収納も作成!①の記事でデッドスペースの解消に向けた作業のポイントをまとめて紹介しました。
今回の記事では実際の作業の流れから完成までと、かかった費用をざっくりとまとめたいと思います。なお作業は7月下旬に猛暑の中エアコンもつけず一人で行ったこともあり、作業の写真が少ないのはご容赦ください(汗)
作業の流れから完成まで
PC、配線の取り外し
モニター3枚にデスクトップ2台。どちらのPCからも3枚のモニターに出力出来るようにしているので配線は非常に複雑でした。またオーディオインターフェイスやスピーカー等の配線もあるため、外す前にどこの何の線か、1つ1つテープにメモ書きし貼り付けていくと、再接続時はスムーズにいきます。
LOWYAのL字デスクの解体
モニターとPCを撤去した後、いよいよL字デスクの解体です。基本的にこのLOWYAのL字デスクは接着剤は使用されておらず、ビスと木ダボの組み合わせで組み立てていたため、電動ドライバーがあれば比較的簡単に解体することができました。
2×4材の設置
PCを撤去しデスクを解体した後がこちら。
ここで2年前に引っ越してからあまり掃除もできてなかったので、ひとまず掃除をしてから埃を取り除き2×4材の設置にかかります。
2×4材は地元のホームセンターで購入しましたが、私の家は天井までが260センチのため
- 8F=243.8センチ → 長さが足りない
- 10F=304.8 → ちょうどいい
- 12F=365.8センチ → 少し長すぎる
といった具合だったのですが、家から5分ほどの近所のホームセンターには10Fが販売しておらず12Fしかなかったため、12Fの2×4材を購入しそのままカットしてもらいディアウォールをセットして設置してみました。
本当は1番左端に設置したいのですが、左端の天井にセキュリティーが設置されているため2×4材を寄せることができませんでした。
ただ窓までの横幅が100センチだったため窓側に合わせると意外と綺麗に納まりました。
ちなみにディアウォールはAmazonで購入。ホームセンターにも売っているのだが、Amazonの方が安いので作業前の事前購入がおすすめ。
ADILS(オディリス)の取り付け
解体して残った天板にADILS(オディリス)の取り付け作業。今回は予備1本を含め6本購入しており強度を見ながら付けていきました。結局4隅の加え手前に1本付け足して装着。
机幅が145センチなので、念のため中央にも1本補強にと付けていたがハンコンのペダルと干渉するので取り外しました。天板が重く丈夫なので5本でも十分な強度を保っています。
BESTEKモニターアームの取り付け
机の高さが従来の77センチから70センチに下がったのでその分モニターアームは高さをつけて装着しました。角度の問題で想定とちょっと異なる場所への台座の設置となったが、綺麗に納まってくれています。1枚だけモニターの種類が違しグレアなのはご愛嬌。購入から5年以上経っているのでそろそろ壊れるかなと思っているがなかなか壊れる気配がありません(笑)
PCの配線
取り外し時にメモを貼り付けていたので接続はスムーズに行うことができました。問題はいかに配線をまとめ綺麗に隠していくかだが、モニターアームを使用したことにより、配線を沿わす形で設置できたので綺麗に隠すことができました。
収納の確保
さて引き出しやオープン収納を解体したことにより収納の確保が必要となったわけですが、1つは有孔ボードを利用し収納棚を作ることにしました。
作成にあたり参考にしたのはこちらのブログ
トバログ:賃貸でも書斎のある暮らし③:ディアウォールと有孔ボードでおしゃれな収納棚をDIY
99%DIY:【賃貸DIY】ディアウォールを使った有孔ボードの壁と棚柱を使った棚の作り方
収納棚自体は地震等での落下を考え使用しても2段くらいなのでチャンネルサポートは60センチのものを使用。有孔ボードの穴に合わせてネジ止めできるので高さを合わせるのは楽でした。とりあえず現在の置きたいものは1段で済みそうなので1段だけ設置し、置きたいものが増えたら2段にする予定。
1つ失敗したのが何も考えずに有孔ボードを購入してしまったため、穴径8ミリ穴ピッチ30ミリを購入してしまったこと(地元のホームセンターではそれしか選択肢がなかったのだが)。
のちに有孔ボードのフックを探している時に穴径5ミリ穴ピッチ25ミリ対応のフックばかりであることからこの事実を知り愕然としたのはいい勉強代でした。したがってまだなかなか良い有孔ボードフックに出会っていません。
また我が家がいかに天井が高いからといって高さ180センチの有孔ボードを購入したものの天井までびっちり付けないと有孔ボードと机の間に配線を通す隙間が確保できなかったため、トバログと同様にディアウォールと干渉し少し反り返っています(笑)そこまで真似する必要なんてないのにと一人で笑ってしまったのもDIYの醍醐味かもしれません。
解体した引き出しに代わる机下の収納は2段のカラーボックスを購入し、ニトリのカラーボックス2段・3段専用貼るだけキャスター4個入(WH)をつけて可動式にしています。可動式にした理由はホコリの除去等掃除のしやすさやレイアウトの変更が簡単であるという点です。
DIYにかかった時間
解体も含めだいたい5時間かけて形が完成(1人での作業)。有孔ボードを1人でねじ止めするのは至難の技だったので有孔ボードのネジ止めは2人以上での作業がオススメ。
かかった費用
IKEA
- ALDIS(オルディス) 250×6 1,500円
ホームセンター
- 2×4材12F 848円×2 1,696円
- 木材カット代 30円
- ストッキー 1,280円
- 支柱 388×2 776円
- 棚受 268×2 536円
- パイン集成材 1,180円
- 2段ボックス 880円
- 有孔ボード91×180 2,926円
ニトリ
- キャスター 999円
合計11,846円
まとめ
今回は事前に設計図を書いたり、2×4材やディアウォール、有孔ボードなどを準備していたのでスムーズに作業が進みました。予算的には1万円を切りたかったのですが2×4材が10Fのものを使用したり、ALDISを1本減らしたり等すれば1万円ちょうどでてきたと思います。
今まで死んでいたスペースが蘇り、広々と机が使えるようになり満足な仕上がりとなりました。既製品を使うのもいいですが、たまにはDIYをして楽しめる自分の空間を作り上げるのもいいですね。
ちなみに今回のDIYで解体した棚やカットした2×4材の残りなど端材がそこそこ出ており、今度はこの端材を使って何か作れないかまた考えたいと思います。