これまでリビングの一角に作成したデスクでブログを書いたり、動画編集したりしていたのですが、リビングのテレビボードや収納棚をDIYした関係で、私のデスクは一時的にリビングに隣接するおもちゃ部屋である和室に避難していました。
しかしながら子どもたちにはデスクトップ2台にモニター3枚のデスク環境があるのは邪魔ですし、私もそこで作業しづらくなっていたので、2階に移設しないといけないなぁと考えていた時に、Go Andoさんのデスクをすっきりさせるマガジンに出会いました。数多くの方のデスクを拝見させていただいたのを機にこれらを参考にDIYして新しくデスクを作ることに決めました。
これは力作…ぜひnoteを…#noteカイテ https://t.co/jQgzp7LDkV
— Go Ando / THE GUILD (@goando) March 15, 2020
作業工程
今回のデスクDIYの作業については初めて動画にまとめて見ました。今後DIYを検討されてる方の参考になればと思います。(チャンネル登録してくれたら嬉しいです)
デスクのこだわり部分
1.天板にはあえて節のある国産杉の無垢ボードを使用
天板はホームセンターコーナンで売っていた幅200cm、奥行50cm、厚み2.4cmの国産杉無垢ボードを購入しました。この大きさでなんと2,980円という値段。自分で持って帰ってきたので送料はもちろんありません。節が残っている状態で売っていたのですが、この節の感じが木材らしさが出てて好きです。
このままの状態でもきちんとヤスリかけすれば天板として使えますが、私はワトコオイルのダークウォルナットを2度塗りして、仕上げることにしました。ただサンダーをかけた時にどうやら傷がついてしまったようで、塗装したら細かいグルグル傷が、、、初心者DIYならではのミスでした(触る分にはサラサラしてわからないので見た目だけの問題です)。安い天板ですのでやり直しても良いかなとも思いましたが、とりあえずこのまま使います。
脚はデスクをすっきりさせるマガジンでもお馴染み『AIS テーブルキッツ脚 奥行45cm用ハイタイプ』を使用しました。以前は6,500円くらいで購入できましたが、私が購入した時は7,000円を超えていました。下穴を開けて付属のボルトで締めましたがかなり固め。
2.壁はコストをかけずにオシャレに、壁の裏も有効利用
今回のDIYでカフェのようなオシャレな壁を意識して、野路板を30本ほど使用して作成しました。ホームセンターに置いてある野路板は木屑が満載で表面がガサガサしており、さらにささくれも多く、お世辞にもキレイな状態で売られていないので手を出しにくかったのですが、200cm×90cm×1.2cmの野路板が20枚1,480円(1枚あたり74円)とめちゃくちゃ安い値段で売られていたので物は試しと2セット40本購入してみました。(別のホームセンターでは1枚108円でした)
結論から言うと、野路板は低い番号の紙ヤスリから丁寧にサンダーをかけていくと、見違えるような木材となりました。加工に手間暇はかかりますが、安く手に入りますので壁を作りたい方にはぜひおすすめしたい木材です。
また野路板の中には湿っていて重たくなっている物もあったので、十分乾かしてからワトコオイルを塗りました。1度塗っただけでかなりいい感じでしたので2度塗りはしないことにしました。ワトコオイルは1週間ほどにおいが残りますのでしっかり乾かします。
野地板の木壁作成はデザインだけでなく、野地板の加工のしやすさを活かしてケーブルを見せない工夫に一役買いました。
こんな風にPCを1度セッティングした後、野地板を外してコードを隠す部分を加工しました。3枚あるモニターのケーブルと電源コードはすべて壁の裏へ隠して天板下へ行くように配線しています。野路板に穴を開けてもモニターで見えませんので全く問題はありません。野地板の壁はビス止めしてるだけなので簡単に取り外しができて、ノコギリでの加工もしやすいです。
他にも棚も簡単に作れたり
カバンも掛けたり加工がしやすいです。
3.天板裏のケーブル収納ボックスは余った素材で作成
今回のDIYですっきりさせる上で一番重要だったのが配線の隠し方でした。くさいものに蓋をするではないですが、グチャグチャなケーブルやコードの類は徹底的に隠して見せないことにしました。
もちろん見えない部分にはお金をかけたくなかったので、ケーブル収納ボックスは余っている野地板を使用して作りました。ただ余っている野地板は反りや傷が酷いため、壁として使えないので余っていたのでしたが、隠す分には問題ありませんでした。初めは取っ手をつけようかと思っていましたが、マグネットキャッチの位置を1cmちょっと下げることで天板との間に隙間をあけ、どこからでも開け閉めできるようにしました。
2枚の野路板を波釘で接合したものを2つ作り、蝶番を使い扉を開けている状態です。ご覧のようにサイドは反りがひどいです(笑)
ケーブル収納ボックスには6個口のタップを2本下のコンセントから持ってきており、右側にはルーターとデスクトップの配線を、木壁の中からモニターとスピーカーの配線を、他に照明やAlexa、プリンターの配線などを持ってきています。さすがに開けた状態はグチャグチャしていますが、普段は扉を閉めているのですっきりしています。
4.視界にケーブルを入れない
この写真の画角が普段の作業時に正面のモニターを見ているときに見える範囲です。
モニターを置くと普通はケーブルがモニター下からデスクの間を通る形になりますが、ご紹介したように壁の裏を通しているためケーブルは下に入らず作業に集中することができます。残念ながらキーボードのUSB配線のみちょっと線が見えているのですが、そのうちキーボードも無線化したいです。。。
5.雰囲気のある照明はやる気と集中力を上げる
壁に向かってデスクを配置しているため、自分の影で暗くなるなぁと思って照明をAmazonで探しました。壁の色に合うオシャレな照明で、色も暖かいものにしたいと思っていたところ、ちょうどいい照明があったので購入しました。
買って届いてから気づいたのですが、この照明、なんとコンセントが付いていないガチのタイプのやつでした。調べたらコンセントプラグを付けるくらいは電気工事士の資格もいらないらしく、実際に自分でやられている方の動画も拝見したのですが、工具を持っていないし(このためだけに購入するにはかなり高価でした)、初心者DIYには荷が重すぎたので知り合いので電気屋さんにお願いしケーブルとプラグを2本付けていただきました。Amazonでは他にもあらかじめコンセントのついているオシャレな照明もありますので、真似をされる方はそちらの方がいいと思います。
壁への取り付けは付属のビスでとめて、野地板の下の部分にドリルで穴を開け、コンセントプラグの配線をそこから壁裏へ通して、収納ボックス内で3つ口の延長コードと接続し、コンセントを1本にまとめて繋いでいます。
ちなみにコンセントプラグを付けていただいただけですので、コンセントの抜き差しでオンオフとなるため、WiFiプラグを購入し、Amazon Alexaと連携して声とiPhoneでオンオフをコントロールできるようにしました。
おわりに
自分で作った空間は愛着もあり作業も捗ると改めて感じ、このデスク環境を作ってから毎日デスクに行くのが楽しみになりました。
作業自体は基本的に週末しかDIYができないため、2月上旬からコツコツ作業をしてきました。特に2月は週末に雨が多くて、外での作業が進まなくて大変でした(汗)
制作途中の段階で特に野地板壁の反響が結構大きかったので、このnoteがこれからデスク環境を構築する人の参考になれば嬉しいです。
動画の方ではこの記事で紹介していない作業の風景やかかった費用等を細かく載せています。質問等がありましたらTwitterへのリプライやコメントをいただけたらと思います。
読みづらい部分もあったと思いますが、最後までお読みいただきありがとうございました。