前回、初心者DIYで『ケーブルレスデスクとオシャレ壁を作ってみた!』という記事を書きましたが、先立って2019年の12月にDIYしていたのが、今回ご紹介するパイン集成材で作るローボードです。
初めての大掛かりなDIYで撮影する余裕もなく、丸ノコを購入したきっかけがこのDIYでした。
総コスト約1万8000円の格安ローボード!
今回作成したローボードは幅240cmの物で、既製品を購入するとだいたい相場は4万円から5万円。それをパイン集成材のみで作成し、約1万8000円で自分好みのデザインとサイズのモノを破格の値段で作成することができました!
今回の設計図はこんな感じ。近所のホームセンターには240cmのパイン集成材がなかったため、繋ぎ合わせています(後で離れたホームセンターに1枚ものでいけるサイズがあったのはご愛敬)
ローボードでこだわった部分
パイン集成材は節ありを選択し木材らしさを強調
パイン集成材は節ありのものがホームセンターのナフコに売っていたので、それを購入しました。節のないものは木材といえど綺麗すぎて木材らしさが感じられないところがあったので、敢えて節ありのものを購入しています。ちなみに節ありのものの方が安いんで木材らしさを感じつつ一石二鳥でした。
ネジを見せない!初めてのダボ繋ぎ
極力ビスを見せたくなかったので初めてダボ繋ぎに挑戦してみました。結果としてビスを見せないことにより木材らしさを活かせてさらにスタイリッシュにできた気がします。
ダボ繋ぎに関しては99%DIYのすけさんのブログを参考にさせていただきました。
ダボ継ぎのやり方。表面にビスや釘穴を残さず家具を綺麗に見せたいときに使える手法 | 99% DIY
ダボ繋ぎではドリルの扱いに自信がなかったのでドリルキットを購入しました。
ローボードに侵入!?ローボードの中からテレビを壁掛けに
このDIYの最大の醍醐味と感じている部分がこちら。
矢印部分、蓋されているのでわかりづらいかもしれませんが、TVの壁掛け用に立てている2×4材がローボードに侵入しているのです。
こんな感じでテレビ上は天井から2×4材を立てています。
先ほどのTV下を拡大した写真がこちら。ローボードを2×4材部分が入るようにカットし、さらにコード部分もカットして壁にぴったりフィットするように設計しました。
底板も同じようにカットして2×4材の足が入るようにしています。
この作業は出来上がってからではなく、作成の初期段階で寸法を合わせてカットしています。
本来ならこの2×4材の分だけローボードを前に出さないといけませんが、自分でDIYすることによりこの部分をジャストサイズで加工することができます。
DVDデッキやチューナーに合わせたジャストサイズの棚
手持ちのDVDデッキやケーブルテレビのチューナー、外付けのHDD等に合わせて棚を中心に作成しました。このデッキの後ろには先ほどの2×4材の柱がありますので、その分棚の奥行きは短くしています。
コードは見せないスタイリッシュな作り
デッキ類のコードは先ほどの棚の奥行きの余裕があるスペースに隠し、そこからテレビ下のスペースを通って接続しています。
普段はこのように蓋をしていますので、正面からはコードが全くみえません。
またデッキ類やその他コンセントはTV裏に集約しているので、こちらも全く見えないようにしておりスッキリさせています。
今回かかった費用
パイン集成材節あり
- 18mm×400mm×1820mm 3,239円×2枚
- 18mm×400mm×910mm 2,017円×2枚
パイン集成材節なし(柱用)
- 18mm×400mm×450mm 1,100円×5枚
パイン集成材節なし(棚用)
- 12mm×400mm×450mm 812円×2枚
木ダボ
8mm×20 100個(マーキングポーチ付き) 899円
総額17,636円!!!
今回は初めての大掛かりなDIYだったため他にも
- MAKITA丸ノコM565 11,000円
- タジマ丸鋸ガイド 1,726円
- 8mm先三角ショートビット 643円
- SK11ドリルガイドキット 1,544円
などの工具を揃える費用がかかっていますが、工具は初期投資という認識のため今回の費用には入れていません。
まとめ
今回のDIYでは簡単な丸ノコでのカットやテレビ壁掛け用の2×4材部分のカット、ダボ繋ぎ等の作業がありますが、比較的真似しやすいDIYだと思いますので、よかったら自分の好みのローボードを作成してみてください。
動画にもしていますのでよかったらそちらもご覧ください。