以前からワイヤレスイヤホンが欲しいなと思いつつも、価格が高すぎることもありなかなか手が出せないでいました。まして通勤時間の片道約30分だけの用途、静かな部屋でゆったり音楽を聴くわけではないので音質にこだわりはないものの、それでもこの市場の価格はまだまだ高い印象。
そんな中、Ankerが2017年に製品化した上位モデルの「Zolo Liberty+」と後発のミドルモデルである「Zolo Liberty」はこの市場の中では比較的価格が安く、ワイヤレスイヤフォンを特集した雑誌で評価が高いものでした。特に「Zolo Liberty」は8,000円を切る価格で圧倒的なパフォーマンスを発揮していたこともあり、今度セールになったら買おうと思っていた商品の1つだったのですが。。。
「Soundcore Liberty Lite」とは?
セールのタイミングを伺っていた時、2018年のプライムデーで新商品である「Sound core Liberty Lite」が発表されました。ブランド名が異なるのは2018年の4月にZoloブランドをSoundcoreに統一したためであり、ミドルモデルの「Zolo Liberty」の下位モデルに位置するものです。この機会を逃す手はないとすぐさま購入し、購入後はもう有線イヤフォンには戻れないほどの商品でした。有線イヤフォンでの通勤に知らない間にストレスを感じていたことに気づき、このワイヤレスイヤフォンにしてからストレスフリーな生活を送っています。
Anker製品はスタイリッシュなデザインが多く、この箱も安心感。
少々引き出すのが難儀したがきれいに収まっています。
中に入っているものはこちら。説明書や充電用のケーブル、4種類のイヤピースと3種類のイヤウィングが同封されています。
とてつもなくコンパクトだなというのが第一印象。手で握ってしまったら余裕で隠れてしまうサイズでした。
圧倒的コストパフォーマンスと上位モデルより優れているスペックも
商品名 | Soundcore Liberty Air | Soundcore Liberty Lite | Zolo Liberty | Zolo Liberty+ |
発売日 | 2018.12.25 | 2018.7.12 | 2017.12.24 | 2018.1 |
価格 | 7,999円 | 5,999円 | 7,999円 | 14,999円 |
使用時間(イヤホン本体) | 約5時間 | 約3.5時間 | 約3.5時間 | 約3.5時間 |
使用時間(充電ケース込み) | 約20時間 | 約12時間 | 約24時間 | 約48時間 |
充電時間 | 約2時間 | 約1.5時間 | – | – |
重さ | 約55g | 約51g(本体12g) | – | – |
ドライバー | 6.0mm | 6.0mm | 5.6mm | 6.0mm |
Bluetooth規格 | 5.0 | 5.0 | 4.2 | 5.0 |
周囲音取込み | なし | なし | なし | あり |
連携アプリ | なし | なし | なし | あり |
2018年12月に新しく「Soundcore Liberty Air」が発売されましたが、「Soundcore Liberty Lite」は5,999円と手ごろな価格に加え、ケースで充電しながら使用する最大使用時間が12時間と上位モデルに比べて劣る以外は1回の使用で3.5時間使えるのも上位モデルと同様です。私の使おうとしている通勤での用途では1回の使用で3.5時間を上回ることはないため十分すぎるほどの持ち時間です。さらに音質や通信の快適さに関わるドライバーサイズやBluetoothのバージョンはミドルモデルの「Zolo Liberty」よりも優位なモデルとなっています。防水機能も上位機種と同じIPX5を採用し、PUSH AND GO機能も同様です。
PUSH AND GOで快適なペアリング、電池の残量確認も
Bluetooth機器を使うにあたってストレスになりがちなのがペアリングや再接続の問題です。「Soundcore Liberty Lite」は上位機種と同様にPUSH AND GO機能を搭載し、一度ペアリングしてしまえば以後、ケースから取り出すだけでスマートフォンと自動で接続される仕組みになっています。ケースから取り出しすぐに耳につけた場合は「ポポン」という接続音も確認でき、接続を解除したいときはケースに戻せばいいので迷うことはありません。
ケースを開けると3つのLEDライトが点灯し、点灯が3つのときは残量が70%〜100%、2つのときは30%〜70%、1つのときは30%未満であり素早く確認できます。またイヤフォン自体の残量はiPhoneだとバッテリーアプリからすぐ確認することができます。
密着度の高いカナル型
イヤフォンはカナル型で遮音性が高く、話しかけられても気づかないほどです。通勤に現在使用しているが電車内では次駅のアナウンスなどもほとんど聞こえません。イヤピースも4種類用意されていますが、私はなかなか耳にフィットせず1番小さいイヤピースを使用しています。むしろ1番大きいイヤピースを使用している人はどんな耳の形なんだと気になるほどですが、こればかりは試してみないとわかりません。3種類のイヤウィングも同梱されているので私はこちらを使用して落下を防いでいます。
音やペアリングの途切れなし、外で使う分には満足
田舎の比較的満員に近い電車に揺られての使用ですが、今のところ音の途切れ1ヶ月に1度くらいある程度で、ペアリング切れは一度もなく、快適に使用しています。この辺りは住んでいる地域によって差が出てくる部分ですが、私自身はストレスをまったく感じません。
ワイヤレスイヤフォンのストレスフリーポイント
- 取り出した時のケーブルの絡みを気にする必要がない
- スマートフォンを胸ポケットやポケットに入れておく必要がなくなった
- カバンと引っかかったりすることもなくなった
- 満員電車時に周囲の人の荷物にひっかかることもなくなった
- ケーブルの断線を気にしなくていい
- しまう時もケーブルを巻く煩わしさがなくケースに入れるだけ。
少し気になる点
「Soundcore Liberty Lite」からは音量調整ができないので私はiPhoneからかApple Watchから音量調整をしています。また私は眼鏡をかけているのですが、装着していると耳の形状が少し変わるからか眼鏡が少し浮いているような感覚になり違和感を感じるこがあります。このあたりは個人差があると思うのですが、眼鏡をかけている方は注意してみてください。
初めてのワイヤレスイヤフォンでコストパフォーマンスを求めるならコレ!
ケーブルに縛られず、左右のイヤフォンが独立し、スマートフォンをカバンに入れたままストレスフリーで音楽を楽しむことができます。これを一度経験すると有線イヤフォンにはもう戻れない圧倒的な快適を手に入れることができます。ワイヤレスイヤフォンの市場は2万円前後の製品が多いですが、「Soundcore Liberty Lite」はなんと5,999円で手に入れることができます。もし合わなかったとしても約2万円と約6,000円では大きな違いですよね。定期的にセールも行っているので、この金額より安く手に入れることもできますのでそのタイミングを狙ってみるのもいいでしょう。
なお「Soundcore Liberty Lite」は発売当初はAmazonプライムデーでの先行販売でプライム会員のみ購入することが可能でしたが、現在(2019年3月現在)はプライム会員でなくでも購入が可能となっています。初めてのワイヤレスイヤフォンの購入を検討している人はぜひこの「Soundcore Liberty Lite」をがオススメです。